* 自らサウンド・システム、レーベルなどを立ち上げて80sダンスホールを牽引した立役者シュガー・マイノット。彼のもう一つの顔である「人気ラヴァーズ・ロック歌手」という点に注目して本作をチェックしてほしい。ニューヨーク・レゲエの総本山ワッキーズで録音。やはり注目は1981年の全英チャートno1に輝いたマイケル・ジャクソンのカヴァー「good thing going」をナイスにセルフ・リメイクした（a2)だろう。同様にメロウなラヴァーズとして「she stays on my mind」「its you i love」「dont take away」「freedom train」など、多数収録。「real rock」リディムの「wicked ago feel it」クールなダンスホール・スタイルも見逃せない。ジャマイカでもないロンドンでもない独特のNYワッキーズ・レゲエを体感するには格好の素材である。 **試聴 A-2,3,5